CLARITY OF DIAMOND
ダイヤモンドの透明度
ダイヤモンドのクラリティ=透明度
クラリティは透明度を表す基準です。ダイヤモンドに含まれる傷やインクルージョン(内包物)やプレミッシュ(疵)の大きさや性質などを鑑定して評価が決まります。透明度が高いほど評価も高くなります。
ダイヤモンドは地下深く、超高熱と超高圧力の元に形成される為、ほとんどのダイヤモンドには内部に不純物などの内包物が含まれ、自然界では全く欠点の無い完璧なダイヤモンドはほぼ存在しません。
10倍拡大下で観察しFLからIまでを評価します。ダイヤモンドが大きくなるほどクラリティの特徴は発見されやすくなります。
FL | 10倍の拡大で内部・外部ともに無傷 | |
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IF | 10倍の拡大でほぼ無傷 | |
VVS1 | 10倍の拡大で微小な表面の欠点 | |
VVS2 | ||
VS1 | 10倍の拡大で発見が多少困難な欠点 | |
VS2 | ||
SI1 | 10倍の拡大で発見が容易、肉眼では困難 | |
SI2 | ||
I1 | 肉眼で容易に発見できる | |
I2 | ||
I3 |
※インクルージョン(内包物)
ダイヤモンド内部の結晶構造中のひずみの跡や鉱物結晶、割れなど
※プレミッシュ(疵)
外部の疵およびカッティング工程で残された原石結晶の表面など